あーりーです。
ガンダムが好きです、たまに昔の作品を見返すことがあります。
きょうも今から『機動戦士ガンダム』(ファーストガンダム)の第1話を見ますね。
楽しみです。
ちなみに…
ガンダムシリーズの動画配信が行われているサービスはコチラにまとめてあります。お時間のあるときにご覧ください。
オープニング
始まりました!
『機動戦士ガンダム』のオープニング(主題歌)です。
宇宙に浮かぶ地球。向こうからあふれてくる光が、地球の円周にそって広がります。
これぞガンダムのオープニングですね。
ドラムの音(?)が刻まれて地球がアップになっていき、『機動戦士ガンダム』というタイトルが浮かび上がります。
それと同時に「もえあがれ~」の歌声が。
あぁ! ガンダムです! これです!
歌詞テロップがひらがな
オープニング主題歌の「きみよ はしれ」の部分では、アムロが制服の上を着ながら走っています。
なつかしいシーンです。
歌詞のテロップは、さっきの「もえあがれ」もそうでしたが、「きみよ はしれ」もひらがなです。
復活の呪文
歌詞のテロップがひらがななので、その次の「まだいかりにもえるとうしがあるなら」は、一瞬意味が入ってきません(笑)
もはやドラクエの復活の呪文のようです。
そんなことまで含めて、ガンダムのオープニングは良いです。
総監督 富野喜幸
オープニング主題歌の終盤、「ぎんがへむかってとべよガンダム」のところでは、画面に「総監督 富野喜幸」の文字がバーンと出てきます。
現在は「富野由悠季」さんという表示で活躍されていますが、この頃は「富野喜幸」さんでしたね。
人々はそこで子を産み、育て、そして死んでいった
オープニング主題歌が終わると、本編が始まります。
まず画面に映し出されるのが、上空から見た緑の大地と街並み。
雲の上から見下ろしているような映像です。
(じつはこれ、スペースコロニーの内壁なんですよね)
そしてあの名ナレーション。
「人類が増えすぎた人口を宇宙に移民させるようになって、すでに半世紀が…」
これを聞くと、ガンダムが始まった!っていうワクワク感があります。
ナレーションでとくに印象深いのが、つぎの部分です。
「地球の周りの巨大な人工都市は、人類の第二の故郷となり、人々はそこで子を産み、育て、そして死んでいった」
これを聞いたとき、子ども心にすごく切なくなったのを覚えています。
スペースコロニーという牢獄
「死んでいった」というフレーズが単純に衝撃的でした。
それに加えて、人工都市(スペースコロニー)の中で生涯を終える閉塞感や束縛、自由の無さみたいなものを感じて、悲しくなったんだと思います。
実際には、コロニーの出入りは自由でしょうから、現代のぼくらが国内で子を産み、育て、そして死んでいくのとたいして変わらない状況なんでしょうね。
だから、今のぼくなら、コロニーに生まれて死んでいく人たちを特別に悲しがることもないよね、と思います。
だって、生まれて死んでいく場所が「国」から「コロニー」に変わっただけで、どちらも同じなわけですから。
でも…
当時のぼくはそうは思えなくて、得体の知れない直感的な恐怖みたいなものを感じたんです。もしかすると、その直感のほうが正しいのかも知れません。
だからぼくは、幼い頃のぼくが感じたあの感覚を、ずっと忘れずにいたいと思います。
最初に作品を見たときの新鮮な感覚を、自分の中に残しておきたいんです。
とりとめもなく書いていますが、こうしてほんの数分ガンダムを見ただけでも、いろいろな思いがよみがえってきます。