趣味でJavaScriptの勉強をしています。
のんびり、ゆるゆるとやっています。
以前は、「配列」について書きました。
配列とは、変数の集まりです。
詳しくは「よくわかる配列の基本」をご覧ください。
さてさて。
今回も配列の話です。
今回のテーマは、空(から)の配列です。
配列とは
配列とは、情報を入れる箱のようなものです。
以前、このブログであつかった配列は、箱をつくると同時に情報を入れるというパターンでした。⇒「よくわかる配列の基本」
これを仮に、ふつうの配列と呼びます。(仮にですよ、仮に)
ふつうの配列がこちら。
var a=["朝","昼","夜"];
配列「a」の初登場と同時に、その中に「朝」「昼」「夜」という情報が代入されています。
それに対して、空の配列とは…
空の配列とは
空の配列とは、最初に箱だけつくっておいて、あとから情報を入れるパターンです。
最初は配列の中身が空っぽなので、「空の配列」と呼んでいます。
それがこちらです。
var a=[]; a[0]="朝"; a[1]="昼"; a[2]="夜";
1行目のこの部分で、空の配列が設定されています。
var a=[];
ここで「a」という配列が初登場しますが、とくに情報は代入されていません。
この時点では、空っぽです。
そのあとの2行目から4行目ではじめて、「朝」「昼」「夜」という情報が代入されています。
a[0]="朝"; a[1]="昼"; a[2]="夜";
何が違うの?
はじめから情報を代入する「ふつうの配列」と、あとから情報を代入する「空の配列」。
何が違うのかっていうと、JavaScriptの実行結果は同じです。
でもぼくは、どうしても「空の配列」を覚えておきたかったんです。
その理由は…
見やすい
空の配列は、見やすいんです(笑)
だから好き。
それだけです。
プログラムのプロフェッショナルの方からすると、もっと他の理由があるのでしょうけど、ぼくみたいに趣味でぼちぼちとJavaScriptで遊んでいる人間からすると、「空の配列」は見やすいから好きなんです。
たとえば
たとえば、配列に少し長めの情報(URLとか人名とか文章とか、なんでもいいんですけど)をどんどん代入するとき、ふつうの配列だとこうなります。
var a=[“ジュリアス・シーザー”,”ナポレオン・ボナパルト”,”ジョン・F・ケネディ”,”ロビンソン・クルーソー”];
ちょっとゴチャゴチャして、見づらいです。
それが、空の配列を使うと、こうなります。
var a=[];
a[0]="ジュリアス・シーザー";
a[1]="ナポレオン・ボナパルト";
a[2]="ジョン・F・ケネディ";
a[3]="ロビンソン・クルーソー";
なんとなく見やすいです。
JavaScriptはある程度自由に改行が入れられるので、「ふつうの配列」の場合でも見やすいように改行を入れればいいんですけど…
それでもやっぱり「空の配列」のほうがスッキリして見やすいな~っていう、個人的な好みです。
以上、「空の配列」の話でした~。
今回はこれでおしまい。
JavaScriptの記事は、この記事も含めて「初心者のための超わかりやすいJavaScript入門」にまとめてあります。よろしければご覧ください。