お正月が過ぎると、それまで胃を酷使したツケがあらわれて、おかゆが恋しくなります。
「おかゆ…」
心が温かくなる、やさしい響きです。
七草がゆ
1月7日には、七草がゆを食べる風習があります。春の七草を使ったおかゆです。七草がゆを食べると、その年は無事に過ごせると言われます。無病息災でを願った料理なんですね。
春の七草
七草がゆは、春の七草でつくられます。ここで春の七草のメモを。
春の七草とは…
- セリ
- ナズナ
- ゴギョウ
- ハコベラ
- ホトケノザ
- スズナ
- スズシロ
のこと。
花言葉
それぞれには花言葉があります。
意味を知ると、七草がゆの味わいが深まりそうです。
セリ
セリの花言葉は、「清廉」「高潔」。
セリは、一か所から競り(セリ)合うようにして生えていることから、セリと名付けられたそうです。
ナズナ
ナズナの花言葉は、「すべてを捧げます」。
ナズナとは、ぺんぺん草のことです。
ゴギョウ
ゴギョウの花言葉は、「いつも思う」「永遠の想い」「温かい気持ち」など。
別名を母子草(ははこぐさ)というだけあって、子を思う母の気持ちのような花言葉ですね。
ハコベラ
ハコベラの花言葉は、「愛らしい」「密会」「逢い引き」。
ホトケノザ
ホトケノザの花言葉は、「小さな幸せ」「調和」。
ホトケノザという植物は、シソ科のものとキク科のものがあります。春の七草でいうホトケノザとは、キク科のほうだそうです。
スズナ
スズナの花言葉は、「晴れ晴れと」。
スズナとは、カブのことです。
スズシロ
スズシロの花言葉は、「潔白」「適応力」。
ダイコンのことです。
より美味しく
花言葉の意味をかみしめながら食べると、七草がゆがさらに美味しくなりそうですね。