あーりーです。
JavaScriptのことを、のんびりぼちぼちと書いています。
変数とは
JavaScriptには、変数という何でもボックスがあります。
この何でもボックスの中に、いろんな数字や文字を放り込んで、あっちこっちで使えるんです。
変数の基本については、こちらをご覧ください。
↓
変数に数字や文字を代入する方法
変数の中身は上書きされる
変数の初期化
JavaScriptには、変数の初期化という方法があります。
変数の初期化とは何か?
ざっくり言うと、変数の「宣言」と「代入」を同時にやってしまうことです。
って。
これだけ聞くと、意味がよくわかりませんよね。
具体的にどういうことなのか…
サンプルを使って、実際に変数を初期化をやってみますね。
サンプル
まず…
変数を使ったJavaScriptの例として、こちらのサンプルをご覧ください。
sample1.html
<html> <head> </head> <body> <script> var a; // 変数aを使う宣言 a=100; // 変数aに100を代入 document.write(a); // 変数aを表示 </script> </body> </html>
緑色の部分がJavaScriptです。
赤い部分は、説明のためのコメントです。コメントはあってもなくてもOKです。
ちなみにコメントを書くときのルールはこちらをご覧ください。
サンプルの内容
上のサンプルがどんな内容のものなのか、確認しておきます。
まず「a」という名前の変数をこれから使うよ!と宣言しています。
それから、変数「a」に「100」という数字を代入しています。
最後に、変数「a」の中身、つまり「100」をブラウザに表示しています。
表示結果
上のサンプルをメモ帳などのエディタにコピペしてHTML形式で保存し、ファイルを開くと、ブラウザに「100」と表示されます。
変数の初期化
変数の初期化とは…
変数を使う「宣言」と、「代入」を同時にやってしまうことです。
つまり、こうなります。
↓
sample2.html
<html> <head> </head> <body> <script> var a=100; // 変数aを使う宣言と代入 document.write(a); // 表示 </script> </body> </html>
緑色の部分が、初期化です。
この1行で、「a」という名前の変数をこれから使うよ!という宣言を行い、同時に、変数「a」に「100」を代入しています。
2行が1行に
もともと変数の「宣言」と「代入」は、それぞれ別の行でした。
その2行が合体して、1行になりました。
合体前
var a; // 変数aを使う宣言 a=100; // 変数aに100を代入
合体後(初期化)
var a=100; // 変数aを使う宣言と代入
こんなふうに、「宣言」と「代入」を同時にやってしまうことを初期化といいます。
以上、変数の初期化についてでした~。
今回はこれでおしまいです。
JavaScriptの記事は、この記事も含めて「初心者のための超わかりやすいJavaScript入門」にまとめてあります。よろしければご覧ください。