あーりーです。
頭の体操として、JavaScriptの勉強をしています。
前回は、JavaScriptはそもそもどこに書くのか?について書きました。
きょうはJavaScript内にコメントを書く方法についてです。
スクリプト内にコメントが書ける
コメントとは、JavaScriptの本文とは別の、メモのようなものです。
コメントを書く意味
コメントは、自分自身の備忘録として書きます。
あとは、他の人がスクリプトを見たときに、わかりやすいようにですね。
コメントの書き方は2種類
JavaScriptにコメントを書く方法は、2種類あります。
1行で書く方法と、複数行で書く方法です。
たとえば、こういうスクリプトがあるとします。
<html> <head> <script> alert("ようこそ!"); </script> </head> <body> </body> </html>
今はコメントがない状態です。
これにコメントを足してみますね。
1行のコメント
1行のコメントを書くときは、//(2つのスラッシュ)のあとに書きます。
赤い部分がコメントです。
<html>
<head>
<script>
alert("ようこそ!"); //ここがコメントです
</script>
</head>
<body>
</body>
</html>
これが1行のコメントを書くときのやりかたです。
では…
もっと長い、複数行のコメントを書くときはどうでしょう。
やってみます。
複数行のコメント
複数行のコメントを書くときは、 /* と */ で挟んで書きます。
赤い部分がコメントです。
<html>
<head>
<script>
alert("ようこそ!");
/*
ここがコメントです
そう、まぎれもなく
ここがコメントなんです
*/
</script>
</head>
<body>
</body>
</html>
これが複数行のコメントを書くときのやりかたです。
コメントが書かれたスクリプトを実行すると…
コメントが書かれたJavaScriptを実行すると、どうなるか。
コメントがないときと比べて、とくに変化はありません。
コメントは、あってもなくてもスクリプトの実行に影響はありません。
コメントは<script>タグ内に書く
1行コメントのときも、複数行コメントのときも、コメントは<script>タグ内に書きます。
<script>タグの外側に書くと丸見え
もしも…
下のように、<script>タグの外側にコメントを書くと、ブラウザで丸見えになってしまいます。
コメントが丸見えになるダメな例
<html> <head> <script> alert("ようこそ!"); </script> /* ここがコメントです そう、まぎれもなく ここがコメントなんです */ </head> <body> </body> </html>
以上。
JavaScriptのコメントの書き方についてでした~。
今日はこれで、おしまい。
JavaScriptの記事は、この記事も含めて「初心者のための超わかりやすいJavaScript入門」にまとめてあります。よろしければご覧ください。