あーりーです。
最近、重い物(ずっしりとした椅子)を運んでちょっとだけ腰を痛めました。
その日の夕方くらいから痛くなって、はじめはなぜ腰が痛いのかわからなかったんですけど、心当たりを考えているうちに「そういえばあのとき椅子を運んだ!」って気が付いたんです。
最近は腕立てもしていたので、ある程度の重さなら大丈夫だろうと油断してました。
重さや筋力に関係なく、持ち方が大事ということですね。
へんな持ち方をすると、腰を痛めます。
というわけで…
きょうは、重い物を運ぶときに役に立ちそうなメモを書いておきます。
段ボールを重ねて運ぶとき
段ボールを運ぶときの話です。
重いものが入った段ボールと、軽いものが入った段ボールがあって、それを重ねて運ぶっていう場面、ありますよね。(めったにないけど)
このとき…
重いのと軽いの、どっちを上にするか、下にするか。
それによって重く感じたり、軽く感じたりするようです。
どうせなら、軽く感じてスイスイ運びたいですよね。
重いほうは上 軽いほうは下
3月22日放送の『ソレダメ』によると…
重いダンボールを上、軽い段ボールを下にするほうが、軽く感じるんだそうです。
軽く感じる
もちろん、どんな順番で重ねても、段ボールの総重量は変わりません。
でも、感覚として、重い段ボールを上、軽い段ボールを下に重ねて持ったほうが軽く感じるんですね。
その理由は…
重心が上にあるほうが軽く感じて運びやすい
ポイントは重心の位置です。
重い段ボールを上にしたほうが、重心が上になります。
物を運ぶとき、重心が上にあるほうが軽く感じて運びやすいといいます。
重心と背筋との距離
じゃあ、どうして重心の位置によって重く感じたり軽く感じたりするのか?
それは、背筋との距離が関係しているんだそうです。
重い段ボールを上にして持つと、重心は上にきます。
ちょうど、胸の前くらいです。
すると、背筋との距離が近いです。
背筋との距離が近いほうが、運びやすい。
それに対して…
重い段ボールを下にすると、重心は下にきます。
ちょうど腰の前くらいです。
これだと、背筋との距離が離れます。
そうすると、重く感じる。
おもしろい
総重量は変わらないのに、重心の位置によって重く感じたり軽く感じたり、なるほどですね。
あと、黒い段ボールよりも白い段ボールのほうが軽く感じるっていう話もあります。
実際の重さは変わらないのに、ちょっとしたことで感じ方が変わる。
それが面白いですね。
いまは段ボールの話でしたけど…
これと同じで、ちょっとした工夫で感じ方が変わることって、ほかにもありそうですね。
物を運ぶことに限らず、仕事とか、人間関係とか、心配性克服とか、いろいろ。
その工夫を知っているのと知らないのとでは大違い、みたいなことです。
ちょっとしたことで、きっとずいぶん楽になるんですよね。
そういう工夫で、もっと気持ちを楽にして過ごしていけたらいいな、って思います。