あーりーです。
最近『北斗の拳』を読み返しています。
『北斗の拳』はご存じのように、シン、ラオウ、サウザーなど、善良で無力な人々をいたぶり苦しめたどんなに悪い奴でも、最期の瞬間に良い人であればすべてが許されて、なんとなくいいキャラだったな~と思える魔法のような漫画です。
『北斗の拳』の見どころの一つが、ケンシロウの決めセリフです。
ケンシロウが決めセリフをバーン!と言って「次週につづく」というパターンもよくあります。これがなかなかグッときますよね。
今回は、そんな『北斗の拳』のしびれる決めセリフを集めてみました。
てめえらに今日を生きる資格はねぇ!!
村にやっと種モミを持ち帰ったミスミのじいさんが、悪党にやられてしまったとき、悪党に向かってケンシロウが言ったセリフ。
ミスミのじいさんが豊かな「明日」の食料として種モミを持ち帰ったことにかかっています。
やつらのために祈る言葉はない
ジャッカル率いる凶悪集団を壊滅させた後、ケンシロウが言ったセリフです。
きさまは最初から死神(ジョーカー)をひいていた
村人の命を次々と奪い暴虐の限りを尽くす牙一族の首領に、ケンシロウが言ったセリフ。
自分を敵に回した時点で、おまえの死は決まっていたと。
きさまには地獄すらなまぬるい!!
幼い兄弟に非道な仕打ちをするジャギに、ケンシロウが言ったセリフ。
地獄に落とすだけではなまぬるい、というケンシロウの怒りがこめられています。
場所を選べ! そこが貴様の死に場所だ
ケンシロウがジャギとの対決の前に言ったセリフです。
ジャギ…おれの名をいってみろ!!
シンやユリアの死がジャギのせいだったとわかって、怒りに燃えるケンシロウが言ったセリフ。ジャギの口癖である「おれの名を言ってみろ」を、逆にジャギに言い放つシーンに興奮しました。
悪党に墓標はいらん
カサンドラ監獄のウイグル獄長を墓の穴に押し込めて倒したあと、ケンシロウが墓標を破壊して言ったセリフです。
てめえらの血はなに色だーっ!
これは南斗水鳥拳のレイのセリフです。
罪のない村人をいじめまくり女性や子どもたちを苦しめる悪党に、レイが叫びました。
このあと、レイは悪党をボコボコにします。(が、そのあとラオウが現れて、指先ひとつでやっつけられてしまいます…)
ラオウ、きさまが握るのは天ではなく死兆星だ!!
ラオウに対するケンシロウの怒りが爆発したときにセリフです。
ならば、おれは愛のために闘おう
敵のサウザーが、愛ゆえに苦しんだ経験から「愛などいらぬ、はむかう者には死あるのみ」と断言するのに対して、ケンシロウが言ったセリフです。
ケンシロウはこの直前、命の恩人シュウをサウザーに殺されました。ケンシロウの魂のセリフです。
出典:北斗の拳