こちらのグラフをご覧ください。なんのグラフだと思いますか?(クリックすると大きくなります)
(出典:google trends)
サラダ記念日の検索数
これは「サラダ記念日」というワードが検索された数です。
「サラダ記念日」とは、俵万智さんの歌集のタイトルです。
先日のユダヤの法則の記事でサラダ記念日のはなしが出たので、なんとなく調べてみました。
ちなみに、サラダ記念日を読んだ感想はこちらです。
毎年7月に検索数が急増
グラフを見ていただくと、定期的に盛り上がっています。
これは毎年ある時期に検索数が急激に増えるからです。
7月です。
なぜ7月なのか
毎年7月になると、「サラダ記念日」というワードを検索する人が増えるんです。
その理由は、「サラダ記念日」を実際に読んだことがある方にはわかりきったことですが、歌集におさめられているこの歌に由来します。
「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日
歌集のタイトルのもとになった短歌です。
7月6日はサラダ記念日なんです。
サラダ記念日の謎
ところで。
なぜサラダ記念日は7月6日になったんでしょう。
べつに7月7日でも、7月8日でも良かったのでは。
7月6日は、なにか記念日としてふさわしい日だったんでしょうか。
そう思って調べてみると…
おもしろいことがわかりました。
記念日の日
なんと、7月6日は「記念日の日」なんだそうです。
記念日の日ってなに?と思いますよね。
記念日を記念する日です。
無限ループの匂い
記念日を記念する日って、なにか無限ループっぽいですよね。
無限ループ…。
いま、ふと思い出したことがあります。
小学校の頃、夏休みの宿題に日記がありました。
ぼくは「きょうは日記を書きました」という日記でページを稼ぎました。
記念日を記念する日には、それと似たなつかしい匂いを感じます。
自分のしっぽを追いかけてグルグル回っているような無限ループの匂いです。
話を戻しますね。
7月6日がサラダ記念日の理由
7月6日は「記念日の日」です。
だから俵万智さんは、
「短歌の中で記念日を出すなら、記念日の日である7月6日にしよう」
と考えたのかも知れない。きっとそうだ。
と、ひとりで勝手に納得していたら…
それは大間違いでした。
しっぽを追いかけてグルグル
「記念日の日」の由来を調べてみました。
それは「サラダ記念日」でした。
(・∀・)え?
つまり…
「サラダ記念日」が7月6日だから、それにちなんで「記念日の日」を7月6日にしたそうです。
むむむ!
サラダ記念日が先だったんです。
出発点に戻って気ました。
しっぽを追いかけてグルグル回っていたのはぼくでした。
本当の理由
サラダ記念日が7月6日である本当の理由…
過去に俵万智さんご自身が、ツイッターで語っていました。
まず、サラダがおいしいのは夏ということで7月を選んだそうです。
あとは日にちですが…
はじめは七夕の7月7日を思いついたそうです。
でも、なんでもない普通の日のほうがいいということで、6日にしたといいます。
そういう理由だったんですね。スッキリしました。
おしまい(^-^)