年賀状の季節ですね。
年賀状でたまに見かけるのが「A Happy New Year」という文字。
じつはこれ、間違いなんだそうです。
ここ最近、年末ということもあって、いろいろな番組でも取り上げられています。
ぼくが見た限りでも「林先生が驚く 初耳学」や羽鳥慎一さんの「モーニングショー」でこのことが取り上げられていました。
年賀状の「A Happy New Year」は間違い
「A Happy New Year」
年賀状でふつうに見かける英文ですよね。
年賀状のテンプレートサイトなどでも見かけることがあります。
これが間違いって、どういうことなのか…
正しくは「Happy New Year」
年賀状に書く場合、「Happy New Year」が正しいそうです。
はじめの「A」がいらないんですね。
たしかに…
年賀状のテンプレートサイトなどを見ると、「A」が付いていない「Happy New Year」が主流のようです。
たま~に「A」がついたものもありますが…(汗)
「Happy New Year」はあけましておめでとう
「A」を付けずに「Happy New Year」と書くと、あけましておめでとう!という意味になるそうです。
じゃあ、「A」を付けるとどんな意味になるのか…
「A Happy New Year」は良いお年を
頭に「A」をつけて「A Happy New Year」とすると、良いお年を~!の意味になるそうです。
「A Happy New Year」=良いお年を
「Happy New Year」=あけましておめでとう
先頭の「A」があるのか無いのかで、意味が変わってくるんですね~。知りませんでした。
年が明ける前は「A Happy New Year」
だから、「A Happy New Year」という英文そのものが英文として間違っているのではなく、つかうタイミングの話ですね。
「A Happy New Year」は年が明ける前に使う言葉なんです。
衝撃の事実。(ぼくにとって)
年が明けたら「Happy New Year」
年が明けたら、良いお年を!とは言いませんよね。
年が明けたら、あけましておめでとう!です。
だから年賀状に使うのは、A Happy New Year(良いお年を)ではなく、Happy New Year(あけましておめでとう)が正しいんですね。
あえて「A Happy New Year」の美学
ふだん何気なく目にしている言葉でも、じつは間違いだったり、正しい使い方が別にあったりすると、ささやかな衝撃があります。
いま年賀状の追い込みをしている方もいらっしゃるかも知れません。
中には「A Happy New Year」と書くつもりだった方もいらっしゃるかも…。
間に合う方は「Happy New Year」に直したいですね。
もう間に合わない方は、これが私のスタイルだ、と貫き通すのもいいですね。
そういう美学もありだと、自分に言い聞かせて。
たいていのことは、貫き通すとカッコよく見えます。