最近自分はいつ虹を見ただろうか…
と思い出そうとしても、なかなか思い出せません。
子どもの頃は、虹をすごく特別に感じたものです。
雨上がりのみずみずしい空、ぬれた草の匂い、キラキラした夏。
少年だったぼくは、虹を見つけると少年らしくテンションをあげていた…
はず。
遠い記憶です。
すがすがしい衝撃
『世界No.1カリスマコーチが教える一瞬で自分を変える法』は、子どもの頃に虹を見て感じた、あのすがすがしい衝撃を体験させてくれる本です。
目の前にパッと広がる夏の空みたいに、ぼくらの可能性を見せてくれます。
あやふやな精神論ではありません。
どう行動したらいいのかが書かれています。
できごとをどう意味づけたらいいのか、どう考えたらいいのか。
それも書かれています。
いわば、成功者の脳にある「成功につながる仕組み」の部分をそのままコピーして、ぼくらの脳にペタッと貼り付けて使うようなイメージです。
ちょっとした意識、ちょっとした行動を軌道修正するだけで、結果が大きく変わってくる。
その可能性を示されると、子どもの頃に虹を見て感じたような、新鮮な衝撃に心がふるえます。
ぼくらは虹には手が届きませんでした。
でも…
この本には、手が届く未来が載っています。
世界的カリスマコーチが書いた本
この本は、アンソニー・ロビンズという世界的カリスマコーチが書きました。
コーチングを勉強したことのある人なら、おそらく誰でも一度は彼の名前を耳にしたことがあるんじゃないかと思います。
アメリカでもっとも有名で影響力のあるコーチといえば、彼です。
各界の超一流の人物、そうそうたるメンバーが、彼のクライアントであり、友人です。
学歴なし、お金なし、コネなしから3年で世界のトップへ
そんな彼も、ゼロからのスタートでした。
学歴もなく、お金もなく、コネもない…
人間関係もうまくいかず、将来の希望もない。
まさにゼロからのスタート。
それがたったの3年で、世界的に有名なカリスマコーチになりました。
彼の人生が、この本に説得力をあたえてくれています。
夢を実現する力
人は誰でも夢を実現する魔法の力を持っている、とアンソニー・ロビンズは言います。
よく聞く言葉です。
じゃあ、その「力」って何なのか。
「究極の力」とは、自分自身が強く望んだとおりの成果を上げながら、世の中のためになる価値をつくり出す能力のこと
引用:一瞬で自分を変える法―世界No.1カリスマコーチが教える
それはわかった。
だから、その「力」をもっとわかりやすく言うと何なのか。
アンソニー・ロビンズはちゃんと答えてくれます。
夢を実現する力とは「行動力」のこと
世の中には成功のノウハウがあふれている。
自己啓発本が売れている。
成功のための情報がいっぱい。
情報によって誰もが成功するなら、世の中には成功者があふれているはず。
でも、現実はそうではない。
知識は何の威力も発揮しない。
夢を実現する力とは、行動力のこと。
じゃあ、どう行動すればいいのか…
それがこの本には書かれています。
人生の質はコミュニケーションの質
人生で何を成し遂げられるかは、コミュニケーション力と大きな関係がある。現代では「人生の質=コミュニケーションの質」なのである。
引用:一瞬で自分を変える法―世界No.1カリスマコーチが教える
人の悩みは、突き詰めていけば、人間関係(恋愛も含む)、お金、健康のどれかにあてはまると聞いたことがあります。
どんな人間関係に囲まれて毎日を過ごしているかは、重要ですね。
他人とのコミュニケーションが苦手ならどうする?
「人生の質=コミュニケーションの質」と言われて…
あぁ、自分は他人とのコミュニケーションが苦手だからダメだ、
と思った方もいらっしゃるかも知れません。
大丈夫。
とくに大事なのは、自分自身とのコミュニケーションです。
自分とのコミュニケーションこそが大事
コミュニケーションには2種類あります。
他人とのコミュニケーションと、自分とのコミュニケーション。
アンソニー・ロビンズがとくに大事にしているのは、自分自身とのコミュニケーションです。
自分自身とのコミュニケーションをうまくやることで、他人とのコミュニケーションも改善します。
行動も変わります。
すべては、自分自身とのコミュニケーションから始まります。
自分とのコミュニケーションとは
自分自身とのコミュニケーションとは、自分との向き合い方といった感じですね。
アンソニー・ロビンズはこう言います。
成功には、個人としての成功、精神的な成功、社会的成功、経済的成功などがある。そして何よりも大切な自分の内面的成功(幸福、喜び、歓喜、愛、その他自分が望むすべて)は、自身とのコミュニケーションのとり方と直接関わっているのだ。
引用:一瞬で自分を変える法―世界No.1カリスマコーチが教える
人生にはいろいろなことが起こります。
それを「どう感じるか」ではなく「どう意味づけるか」。
できごとにどんな意味を与えるかは、ぼくらの自由!
これは世界をひっくり返すくらいの視点の転換です。
たとえば…
何もなかった一日を「退屈」として嫌うか、「平穏」として感謝するか。
どんな意味づけをするかは自由。
その意味づけ次第で、つぎの行動への活力が違ってくる。
自分とのコミュニケーションの大切さです。
行動する脳を手に入れるには
本書で取り上げる内容はすべて、成功に向けて「行動」を起こすためのきっかけをあなたの脳に与えることを目的としている。
引用:一瞬で自分を変える法―世界No.1カリスマコーチが教える
成功のためには行動しよう!
といわれても、その気にならないと行動できません。
成功者の成功の秘訣は、行動そのものよりも、それ以前の「その気になる」という部分にある。それがアンソニー・ロビンズの主張の一つです。
じゃあ「その気になる」ための脳の仕組みづくりをどうするか。
そこからちゃんと書かれているのが、本書のありがたいところですね。