年末です。
もうすぐ大みそかです。
そしてお正月がやってきます。
みなさんは、元日はどこでどんなふうに過ごされる予定でしょうか。
良い年開けになりますように。
元日と元旦のちがい
元日と元旦。
このちがいは、よく知られていますよね。
元日とは
元日とは、一年の最初の一日のこと。つまり1月1日のことです。
元旦とは
元旦とは、1月1日の朝のことです。
1月1日全体ではなく、1月1日の朝の時間帯を意味しています。
「旦」は太陽と地平線
元旦の「旦」という漢字は、太陽と地平線をあらわしていると言われます。
東の地平線から太陽が昇ってくるところを、漢字にしたわけですね。
だから元旦は、太陽が昇ってくる時間帯ということで、「朝」を意味します。
※辞書によっては、まれに元旦イコール元日と解釈するものもありますが、話がブレるのでいまは横に置いておきます。
英語では?
では、英語では元日と元旦をどう表現するのでしょう。
ふと気になって調べてみました。
元日を英語でいうと…
ここで役に立つのが、高校生のときに使っていた研究社のライトハウス和英辞典です。
さっそく調べてみます。
元日を英語でいうと…
New Year’s Day だそうです。
ふむふむ。
元旦を英語でいうと…
さて。では元旦は?
これも和英辞典で調べることにします。
どれどれ。
元旦を英語でいうと…
New Year’s Day です。
同じ!!( ̄□ ̄;)
区別はない
元日と元旦のどちらも、英語ではNew Year’s Dayと訳されるんですね。(ライトハウス和英辞典)
英語ではこられを明確に区別する単語はとくに存在しないようです。
日本語ではちゃんと区別する単語が存在します。元日と元旦。
これが日本語のことばの豊かさですね。
その豊かさにほこりを感じながら、元日の朝を迎えたいと思います。(忘れていなければ)
追記
ちなみに…
年賀状を英語で書くとき、よく「A Happy New Year」と書いてしまいがちですが、じつはこれは間違いなんだそうです。
ただしくは「Happy New Year」と書くそうですよ。
先頭の「A」があるか無いかの違いです。
くわしくはこちら↓
ご存じの方にとっては当たり前の情報なのだと思いますが、ぼくにとっては新鮮でした。
今年も残りわずか。
平穏な時が流れますように。
きょうもブログを読んでくださってありがとうございます。
おしまい。