去年と今年は、年賀状をワード2010の差し込み印刷でつくっています。
そのくせ、ぼくは差し込み印刷のしかたをすぐ忘れます。
いつも思い出すのに苦労します。
つぎから思い出すときに苦労しなくていいように、ブログにメモしておきますね。
差し込み印刷とは
差し込み印刷とは、あらかじめ用意しておいた住所録リストをつかって、ハガキの宛先面に住所や氏名を流し込んでつぎつぎと印刷する方法です。これを使えば、年賀状ソフトがなくても年賀状ができます。
Word2010差し込み印刷
1.まず、あらかじめエクセルで住所録を作って保存しておきます。
※住所録の作り方は、また別の機会に。
2.ワードを起動します。
3.「差し込み文書」タブをクリックします。
4.「作成」グループの「はがき印刷」ボタンをクリックします。
5.「宛名面の作成」を選択します。
6.はがき宛名面印刷ウィザードが表示されます。
7.「次へ」
8.「年賀/暑中見舞い」を選択します。
9.「次へ」
10.「縦書き」か「横書き」かを選びます。
11.「次へ」
12.フォントを選びます。
13.「次へ」
14.差出人情報を入力して「次へ」
15.宛名に差し込む住所録を指定する画面が出てきます。
16.「既存の住所録ファイル」を選びます。
17.「参照」ボタンで、あらかじめ作っておいたエクセルの住所録ファイルを指定します。
18.「次へ」
19.これで設定が完了しました。
20.「完了」
21.「テーブルの選択」画面が出ます。
22.住所録が載っているエクセルのシート名を選んで「OK」をクリックします。
あとはワードを保存します。
おしまい。
宛名面の印刷のしかた
上で作成したワードファイルを使って、年賀状を印刷する方法です。
手順
1.上で作成したワードファイルを開きます。
2.以下のような画面が出てくるので「はい」をクリックします。
※もしも上の画面が出てこない場合は、
ワードの「差し込み文書」タブ→「宛先の選択」→「既存のリストを使用」
という手順で、住所録のエクセルファイルを選択します。
3.住所録を取り込んだワードが開きます。
4.ワード画面の「はがき宛名面印刷」タブにある「すべて印刷」をクリック
5.印刷する宛名(レコード)を指定します。
すべて
エクセルの住所録に載っているすべての宛名を印刷します。
現在のレコード
現在ワードに表示されている宛名だけを印刷します。
最初のレコード 最後のレコード
エクセルの住所録の「何番目から何番目までを印刷」というように、範囲を指定できます。
このとき入力する数字は、エクセルの行番号ではありません。
表内のA列などに自分で振り当てた数字です。
6.「OK」
7.以下のような画面が出てきます。
8.とくに設定することがなければ「OK」をクリック
※注意点
この画面では印刷範囲のページ指定はしません。ひとつ前の手順ですでにやっているので。
ここでもページ指定をしてしまうと、うまくいきませんでした。
9.印刷開始
以上、ワード2010で年賀状を印刷するときのメモでした~。