小説「機動戦士ガンダム」 ソーラ・レイとソーラ・システムの違い

ガンダム

小説「機動戦士ガンダム」も、もうすぐ終わろうとしています。

第3巻のパート21は「試動」です。

最終決戦に向けて緊張感が高まってきました。

 

 

今回もややネタバレのようなものがあるので、内容を楽しみにしている方は、ここから先を読まないようにしていただければと思います。

ソーラ・レイとソーラ・システムの違い

この章では、ジオンのレーザー兵器ソーラ・レイが発射されました。

戦場は騒然としています。

ところで…

ソーラ・レイとソーラ・システムの違いって何でしょう。

ソーラ・レイはジオンの兵器。ソーラ・システムは連邦の兵器です。

仕組みが違う

ソーラ・レイはコロニーをレーザー砲に改造したものです。連邦のソーラ・システムがたくさんの鏡をつかって太陽の光を反射させるのに対して、ジオンのソーラ・レイは太陽光を電力に変換して使います。

設定上、ちゃんとこうした違いがあるところが、ガンダムの深さですよね。

人々の幸せを考えるギレン

ジオン軍総帥ギレン・ザビ。

彼は、父デギンに「ヒトラーの尻尾」と揶揄されました。勧善懲悪をきらうガンダムにしてはめずらしく、悪者の印象がつよいギレン。

そんなギレンの意外な言葉がこれです。

「生き残った人々の幸せな生き方を考えてやれば良い……。それが終われば私は隠居しよう」

「私は権勢欲だけで動いているのではない」

本心なのか、方便なのか。ギレンの新しい一面を見た気がします。

シャアの同志 シャリア・ブル

シャリア・ブル大尉がモビルアーマー、ブラウ・ブロで出撃します。

それにしても、シャリア・ブルがシャアから得た信頼はたいしたものです。

すっかりシャアの同志として存在を確立しています。

シャリア・ブルのこの重要感は、アニメにはないですね。

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