あーりーです。
ふとんの中でぬくぬくするのが好きです。
ごろごろしたり、本を読んだり。
本は、小説を読んだり歴史の本を読んだり、いろいろですが、マンガも大好きです。
温かいふとんの中で、むかし読んだマンガを読み返すのは、ほのぼのして幸せです。
以前、キン肉マンの10巻や11巻のことをブログに書きました。
きょうは8巻について書きたいと思います。
8巻で描かれているのは「第21回 超人オリンピック」で、「ザ・ビッグファイト」と呼ばれる大会です。マンガ本編で描かれる超人オリンピックとしては2回目です。
この8巻。けっこう好きなんです。
ぼくの好きな超人がいっぱい出てきます。
美味しそうなキューブマン
キューブマンは、ルービック・キューブをモチーフにした超人です。頭とカラダが巨大なルービック・キューブになっているんです。
子どもの頃、キン消し(キン肉マン消しゴム)でキューブマンを集めていた時期がありました。
四角い頭に、四角いカラダ。あのフォルムが消しゴムになると、キャラメルみたいで味わい深かったです。(食べたわけではありません)
チエノワマンのスカスカ感が好き
チエノワマンは、キューブマンと対戦した超人です。キューブマンが当時最新のパズルをモチーフにしているのに対して、チエノワマンは古来の知恵の輪をモチーフにしています。
チエノワマンの体は、巨大な知恵の輪です。体がスカスカなんです。このスカスカ感が子ども心に気に入りました。
キン肉マンが牧歌的だった頃
チエノワマン vs キューブマンの対戦は、お互いのパズルをガチャガチャ解き合うというシュールな光景でした。結果は、キューブマンがチエノワマンの知恵の輪を解いてバラバラにして勝利しました。
牧歌的な勝利です。
キン肉マンは当初、ギャグ漫画としてスタートしました。それがだんだんと、努力・友情・勝利の本格的なプロレス漫画になっていきました。
ギャグ漫画から本格的な戦いの漫画へと移行していく「過渡期」にあたるのが、この8巻です。
チエノワマンとキューブマンのほのぼのとした戦いもあれば、後半ではウォーズマンとラーメンマンのシリアスな戦いもありました。
8巻がおわって9巻に入ると、キン肉マンとウォーズマンの壮絶な戦いが始まり、そのあとの10巻からは「7人の悪魔超人」シリーズに突入します。牧歌的な雰囲気はグッと減って、格闘マンガとしてのキン肉マンが確立していきます。
だからこそ、この8巻にただようどこかほのぼのとした雰囲気がとてもなつかしくて、ありがたいんです。ふとんでぬくぬくと読んでいると、しあわせな気持ちになります。