先日のアメトーークは「本屋で読書芸人」でした。
出演は、ピース又吉、オアシズ光浦、オードリー若林、メイプル超合金カズレーザーです。
ここでは、カズレーザーさんが2016年に読んでおもしろかった本ベスト5をメモしておきます。
カズレーザーさんは年間200冊の本を読むそうですよ。
中をそうぞうしてみよ
佐藤雅彦さんとユーフラテスさんの『中をそうぞうしてみよ』。ピタゴラスイッチを考えた方の本だそうです。いろんなものの中身をレントゲンみたいに見る本。たとえば木でできた椅子の中身を見てみると、どの部分にクギがあるかクッキリ見えたり。
アライバル
ショーン・タンのおとな向けの絵本『アライバル』。絵がものすごく緻密。一切文字は出てこないけど、ちゃんと物語になっていて、カズレーザーさんいわく「全員が感動できる」そうです。
ジョン・レノン対火星人
そして高橋源一郎さんの『ジョン・レノン対火星人』。これは三浦さんも読んだそうです。
カズレーザーさんいわく「タイトル一発勝負」、「マジでストーリー一切ない」、「ぜんぶ例えで何かを暗示してるんですけど、それすらも破綻してる。でも読めちゃう。世界観がすごい」とのことです。
高い城の男
フィリップ・K・ディックの『高い城の男』。
幻獣遁走曲
倉知淳さんの『幻獣遁走曲』。ポップでライトなミステリー。
カズレーザーさんは、本当はこの本をあまり紹介したくなかったそうです。倉知淳さんはすごくおもしろい本を書くんだけど、そもそもあまり数を書かない作家さんで「冷蔵庫が空っぽになるまで仕事をしない」と言われているんだとか。
だから今回テレビで紹介して本が売れちゃうと、またしばらく本を書かなくなっちゃうので、できれば紹介したくなかったといいます。