アメトーーク「本屋で読書芸人」で紹介された本をメモしておきます。
本を紹介するのは、ピース又吉、オアシズ光浦、オードリー若林、メイプル超合金カズレーザーです。
読書芸人がオススメする今年の5冊
4人が今年(2016年)読んだ本の中で、これはめちゃくちゃ良かった!という本をおすすめするコーナーです。
紹介するほうとしては、5冊にしぼるのが難しかったみたいです。
ピース又吉さんのおすすめ
ピース又吉さんは、5冊といわれているのに6冊を挙げていました。雨上がりの宮迫さんから「5冊いうてるのに6冊。さすが先生」とツッコミがはいっていました。
コンビニ人間
1冊目は村田沙耶香さんの『コンビニ人間』です。
これは18年間コンビニでアルバイトする36歳の未婚女性の生き方を描いた作品で、ピース又吉さんの次の年(第155回)の芥川賞作品だそうです。この本は、オードリー若林さん、オアシズ三浦さんも「オススメする今年の5冊」に挙げていました。
全151ページであまり厚くないので、雨上がりの2人も、読みやすそうという印象を持ったようでした。ちなみに雨上がりの蛍原さんは全576ページの『教団X』は途中で挫折したそうです。
又吉さんはこの本について「終わり方も人それぞれで感じ方が全然ちがう」と語っていました。
三浦さんいわく、文章が読みやすくサラサラと入ってくるそうです。
若林さんいわく、コンビニで働いている人が自分を見つけてコンビニから出ていくという話は今まで多かったけど、逆にコンビニに入って楽になるという話はあまりなかった、とのこと。
マチネの終わりに
つづいてピース又吉さんがおすすめしたのが平野 啓一郎さんの『マチネの終わりに』です。
天才ギタリストとジャーナリストの女性の恋愛の話。又吉さんいわく「ワクワクするというか。これ男同士だったらコンビ組むやん、みたいな。女性同士やったら小龍包食べにいくやん、みたいな。なんかあるじゃないですか、コイツとコイツは合うっていう…」とのこと。相性のいい2人の話のようです。
この作品は、オードリーの若林さんも「オススメする今年の5冊」に挙げていました。
異類婚姻譚
つぎに又吉さんが挙げたのが本谷有希子さんの書いた『異類婚姻譚』です。
これは夫婦が徐々に似てくるっていう話だそうです。
夏の裁断
つづいて島本理生さんの『夏の裁断』。
私の恋人
そして上田岳弘さんの『私の恋人』。
又吉さんが一節を読んでくれました。はるか10万年前、クロマニヨン人だった私は、並外れた想像力でそのあとの世界情勢や人類の……云々。この一節に、ほかの読書芸人のみなさんも「めっちゃおもしろそう」「気になる!」的な反応を示していました。
何回も生まれ変わって、そのたびに自分の恋人を探す話のようです。
私の消滅
又吉さんおすすめの最後は、中村文則さんの『私の消滅』
前回又吉さんが紹介した『教団X』を書いた作家さん。
又吉さんは「すっごい面白い。ぜひおすすめ」と絶賛。三浦さんも「やめられなくなるよね」とのこと。
でも雨上がりの蛍原さんは『教団X』を読んで結構最初のほうでやめちゃったそうです。さらに蛍原さんは「『キングダム』も1巻でやめた」と笑いをとっていました。⇒キングダム 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
以上がピース又吉さんがおすすめしていた本のメモでした~。