『カラービジュアル版 戦国大名勢力変遷地図』です。
この本はイイですね!
戦国時代のめまぐるしく変わる勢力範囲をカラーの地図で紹介した本です。
「どの時代にどの武将が勢力圏を接していたのか」が一目でわかるようになっています。「550もの地図上の解説で、ほぼ同じ頃にどこでどんなことが起きていたのか、戦国時代の動きがリアルに見えて」きます。
ぼくは勢力範囲をあらわした地図が好きです。高校の世界史の資料集に、むかしの帝国や王国の勢力範囲の変遷がカラー地図で載っていました。それを見るのが好きでした。
この帝国は、いまはこんなに小さいけど、のちのちこんなに大きくなるんだ、とか。この王国があった場所に、500年後にはこの帝国ができるんだ、とか。そういうのが好きなんです。
歴史が好きなぼくにとって、地図も歴史の一部のように好きなんです。地図と歴史はセットです。
この本は戦国時代を550もの地図にわけて、勢力範囲の移り変わりを載せています。時代を細かく切り取っています。ただ地図が載っているだけじゃなく、どこでどんな出来事があったかも地図上に解説されています。まさに地図と歴史をセットで味わえる本です。