「剣聖―乱世に生きた五人の兵法者」の感想

剣の境地をめざす、上泉伊勢守、塚原卜伝、宮本武蔵、佐々木小次郎、柳生石舟斎たちの物語です。

剣聖―乱世に生きた五人の兵法者 (新潮文庫)

何かを極めるっていうのは、何にどれだけ時間を使ったかっていう足し算の結果、その「和」がどれだけ突出しているか。

何かを極めるってカッコいいな、と思いながらなかなかそれができない日常では、目の前のこと一つ一つに真摯に取り組む。そして「宮本武蔵みたいに何かを極めることはできてないけど、まあ、自分もよくやっている」って感じることが、自分を自分で肯定する近道。けっして間違っていない近道。

剣聖―乱世に生きた五人の兵法者 (新潮文庫)

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