あーりーです。
小説「機動戦士ガンダム」もアニメに負けずおもしろいです。
このブログでは、小説版の見どころをお届けしています。
今回は、第1巻のパート5「ジオン」をご紹介しますね。
章のタイトルが「ジオン」というだけあって、見どころもジオン寄りです。
ギレンの演説
ギレン・ザビがガルマの国葬で演説します。
あの有名な演説です。
アニメ版とはちょっと内容が違うので、小説版ギレンの演説を味わえます。
食堂で「坊やだからさ」
ガルマの国葬演説といえば、シャアの「坊やだからさ」も付き物です。
アニメでは、シャアはこの演説をバーで一人で聞いています。
そしてギレンの「ガルマ・ザビは死んだ。なぜだ?」に合いの手を入れて「坊やだからさ」とつぶやきます。
小説はちょっと違います。
シャアはこの演説を食堂でララァと二人で聞いています。合いの手の「坊やだからさ」は健在です。
シャアの額の傷はガルマのせい
アニメでは、シャアの額の傷はア・バオア・クーでアムロとフェンシングをしたときにできたものですよね。でも小説では、その前からすでに傷があります。
シャアがララァと食堂で会話するシーンで、シャアはマスクを取ります。すると額に傷が。傷のことを聞かれてシャアは「士官学校時代に、ガルマ・ザビという男とフェンシングの試合をやって」と、ララァに説明します。でもそれはウソでした。本当は…。
自分でつけた誓いの傷
シャアの額の傷は、士官学校に入る前に自分でつけたものでした。
引用します。
将来、ザビ家に近づいた時、素顔をみせないために作ったのである。醜い傷でもあれば、父の面影の人相も消えるだろうし、マスクもかけられるだろうと思ってつけた誓いの傷なのである
これが小説版の設定です。
以上。
小説「機動戦士ガンダム」第1巻、パート5「ジオン」の見どころでした。