古典の名作『孫子の兵法』のゆる~い現代語訳を書いています。
ここからは用間編です。
スパイの大切さについて書かれています。
ちなみに現代語訳のもくじは孫子の兵法トップページをご覧ください。
用間編 その1
どうも。孫子です。
10万の大軍を千里のかなたに派遣するときのことを考えてみてください。
お金がかかりますよね。国民や王家にのしかかる毎日の出費は相当なものです。
お金の話だけではありません。平和な毎日は奪われ、国民は疲れきり、たくさんの人々が影響を受けます。
こんな状況が何年も続くんです。
数年にわたって戦いがつづき、最後の一日で勝負が決したりします。
戦うからには、あらかじめ情報を集めて、かならず勝てるようにしておくことが大切です。
情報を集めるには、なんといってもスパイです。
スパイは大切です。
スパイの給料をケチって情報収集を怠るのは、バカげた話です。
そんな人間が勝てるはずありませんよね。