奇妙な蝶が見つかって話題になっています。羽に謎のスタンプが押されているんです。情報番組『羽鳥慎一モーニングショー』で取り上げられていました。
スポンサーリンク内海FAN
発見された蝶の羽には、丸いスタンプが押されています。そのスタンプには「内海FAN」という文字が。
だれが押したのか、まだわかっていません。この謎のスタンプが押された蝶は、西日本各地で去年から8匹も発見されています。
旅する蝶アサギマダラ
この蝶はアサギマダラという種類で、別名を「旅する蝶」というそうです。
旅する蝶というだけあって行動範囲がとても広いんです。本州から海をわたり、九州・沖縄、ときには台湾や香港まで、2000キロ以上も移動するらしいです。
海を渡るってすごいですね。途中で休みたくならないのかなぁ。
スポンサーリンク旅のルートを調べるために
アサギマダラの移動ルートや距離を調べるために、研究者や愛好家たちは、蝶の羽にしるしをつけて放すそうです。遠く離れた場所でだれかがその蝶を捕まえたら、しるしをつけた人間に教えてあげるみたいですよ。
ふつうは油性のペンでしるしをつけるそうなんですが、今回はなぜかスタンプです。スタンプのとなりには数字が書かれています。その数字は、大きいもので195。これは同じ人物が放した195番目の蝶という意味です。そういう決まりが、蝶の世界にはあるんですね。(ネット上では416という写真もあるそうです)
内海FANの意味
ぼくのような素人からすると、「内海」というのはきっと人名なんじゃないかと思ってしまいます。でも違うようです。内海FANの意味として有力なのは、内海が地名で、FANが本人の名前からとったアルファベット3文字という説です。
感想
今回の騒動は、内海FANというスタンプが珍しくて、しかも正体がわからないから話題になっているようです。さらに、アサギマダラとうい蝶は生態がよく知られていないので、内海FANのスタンプを押した人物に話を聞きたい!という愛好家のみなさんの熱気もあるようです。
ぼくはてっきり、蝶の羽にしるしがついているから話題になっているのかと思いました。でも蝶の羽にしるしがついていること自体は珍しくないんですね。そのことに少し驚きました。しるしの横の数字にも、ちゃんと意味があるようですし。それぞれの愛好の世界には、それぞれのルールがあるんですね。