あーりーです。
ぼくは歴史が好きで、実在した人物の活躍や頭角のあらわし方に興味があります。
きょうは実在したアメリカ西部の女性ガンマンについてメモしておきますね。
以前にも調べたことがあるんですけど、月日がたつと忘れてしまうので、備忘録として。
カラミティ・ジェーン、ベル・スター、アニー・オークリーの3人について書きます。
カラミティ・ジェーン
本名はマーサ・ジェーン・キャナリー。
「平原の女王」の異名を持つ、西武を代表する女性ガンマンです。農民の娘とも、牧師の娘ともいわれています。家族でモンタナ州に移り住むため移動する中、銃や乗馬の腕を磨きました。
16歳のときに父親を亡くし、その後は鉄道建設のための労働者キャンプで雑用係として暮らしました。のちに軍服を身に付けて男装し、斥候として働きはじめます。ネイティブ・アメリカンとの戦いで活躍し、そのときにカラミティ(厄災)の異名を得たともいわれています。
西部の有名なガンマン、ワイルド・ビル・ヒコックと仲が良かったようです。伝染病患者を親身になって看病するやさしい一面を持っていました。
ベル・スター
本名はマイラ・メイベル・シャーリー・リード・スター。
ガンマンというよりも山賊でしょうか。「山賊の女王」の異名をもっています。さまざまな伝説に彩られた人物で、どこまでが事実で、どこからが伝説なのか、もうわからなくなっているようです。3度結婚しました。日曜日の朝、友人たちと楽しく過ごした帰り道、何者かに襲撃されて40歳で命を落としました。
アニー・オークリー(アニー・オークレイ)
本名はフィービー・アン。
アメリカ・オハイオ州の射撃の名手です。10歳のときに父親を亡くし、生活のために狩猟をはじめました。やがて射撃大会でも活躍するようになります。
西部開拓の英雄バッファロー・ビルが主催する野外劇ワイルド・ウェスト・ショーにスカウトされ、射撃の神ワザを披露しました。銃の腕前はズバ抜けていたそうです。トランプのハートの6を空中に投げ、地面に落ちるまでにハートマークをすべて撃ちぬくことができました。
謙虚で、親切で、だれにでも優しく接したそうです。
感想
アメリカ西部開拓時代に実在した3人の女性ガンマンについてまとめてみました。ふつうに歴史の勉強をしたり、教科書を読んでいるだけでは出てこないタイプの人物たちで、興味深いですね。
ほかのガンマンも合わせて、生きた年代の比較表みたいなものを作ってみても、おもしろいかも知れません。誰と誰は、生きた時代が重なっているから、出会っていたかも知れないな~とか。出会わないまでも、同じ太陽を見たり、同じ月を見たりしていたのかも…とか。妄想すると楽しいですね。