ちょっとマニアックなタイトルだけど、検索して来てくれる方がいたら嬉しいなぁ…
という記事です。
中国の言葉です。世界史で出てきます。
蘇湖(そこ)熟すれば天下足る
意味は…
「いまや長江の下流域が中国の農業を支えている」といった感じです。
蘇湖(そこ)とは
地名です。
蘇(そ)とは蘇州のこと。
湖(こ)とは湖州のことです。
長江の下流域あたりを指して、蘇湖(そこ)と呼ぶそうです。
天下足る
蘇湖(そこ)の地域が豊作になれば、天下に十分食べ物が行きわたる。
という意味で「天下足る」と言っています。
宋の時代
宋の時代の中期頃から、蘇湖(そこ)の稲作が中国農業の中心となりました。
「蘇湖(そこ)熟すれば天下足る」は、それをあらわす言葉です。
「蘇湖」のかわりに「江せつ」という言い方もします。
以上。「蘇湖(そこ)熟すれば天下足る」の意味でした。
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