インスタントラーメンを食べることがけっこうあります。
3月10日放送の『得する人損する人』でインスタントラーメンを生めんのように美味しくする裏ワザをやっていました。
作り方は簡単
1.お湯に重曹を入れます。
2.そのお湯でインスタントラーメンを作ります。
3.ラーメンがゆであがります。
4.別の器にお湯を用意します。
5.その器にラーメンを移します。
これで完成。
重曹を入れてゆでたままのお湯は使わないで、あたらしくお湯を用意するのが大事だそうです。
化学探偵
この原理を化学式で説明してくれたのが、芸歴5年目のピン芸人・丹佳夫さんです。
「化学探偵 得川コナン」というキャラで登場していました。
京都大学大学院修士課程を修了し、理科検定化学1級や数学検定準1級を持っている芸人さんだそうです。
ポイント
この得ワザのポイントは「かんすい」という成分だそうです。
かんすい
「かんすい」とは、炭酸ナトリウムなどを含む物質で、中華めんを作るときなんかに欠かせないものだといいます。
ふっくらモチモチ
この「かんすい」を入れることで、ふっくらモチモチに仕上がります。
インスタントラーメンの麺にも、もともと「かんすい」は含まれているけど、量が少ないんだそうです。
だから、生麺よりもモチモチ感が少ないんですね。
重曹がかんすいに
重曹を入れると、重曹がお湯の中で「かんすい」に変化するので、ふっくらモチモチの麺に仕上がるんだそうです。
化学式
重曹は炭酸水素ナトリウムなので、NaHCO3と表されます。
これが2つあると、2NaHCO3になります。
すると…
2NaHCO3⇒CO2+H2O+Na2CO3
となって、このNa2CO3が「かんすい」なんだそうです。
特定の分野に特化
この番組、おもしろいですね。
家事えもんとか、再現ダイスケ(再現料理)とか、タマミちゃん(たまご料理)とか、漬けみちゃん(ぬか漬け)とか…
特定の分野に特化したキャラが活躍しています。
そういうのを見ていると、一芸の時代が感じられて、ぼくはわりと好きなんです。