もうすぐクリスマスですね。子どもの頃、部屋の灯りを消して、家族でクリスマスツリーの光をながめるのが好きでした。青、緑、黄色。見ていると吸い込まれそうな、ふしぎな輝きでした。
なぜ煙突から?
クリスマスといえば、サンタクロースです。サンタクロースは煙突から入ってくることになっています。なぜ煙突から入ってくるのでしょうか。
一般的な説
よく言われるのが、ニコラウスの逸話です。ニコラウスとは、サンタクロースのモデルになった人です。彼が煙突から金貨を投げ入れたことに由来するという説もあれば、19世紀に書かれたある詩に、煙突から入ってくるようすが描かれて定着した、という説もあるようです。
もう一つの説
『林先生が驚く初耳学!』では、別の説が紹介されていました。無邪気な子ども心につけこんだ、ちょっぴり怖い説です。
煙突そうじを手伝わせるため
サンタクロースが煙突から入ってくるのは、子どもたちに煙突そうじを手伝わせるためなんだそうです。サンタさんの入り口なら、子どもたちも喜んで煙突そうじを手伝いますよね。そのために、サンタクロースが煙突から入ってくるという設定があとづけされたといいます。
サンタが煙突から入ってくるのは、大人の事情だったんですね。諸説あり、真偽のほどはわかりませんが、信じるか信じないかは、ぼくら次第ということで。