歴史用語をわかりやすく。ということで、今回はフランク王国です。
フランク王国とは
いまのフランス、ドイツ、イタリアは、ずっと昔、ひとつの王国でした。
それがフランク王国です。
誰がつくったの?
メロヴィング家のクローヴィスという人がつくりました。
建国は西暦481年です。
クローヴィスとは
クローヴィスは、ヨーロッパのすみのほうにある小さな王国の王子でした。
はじめは、ちっぽけな存在でした。
フランク人を統一
ちっぽけな存在だったクローヴィス。
そんな彼が、戦いであちこちのフランク支族をどんどん征服していきました。
そして、とうとうフランク人を統一したんです。
こうしてできたのがフランク王国です。
メロヴィング家
はじめフランク王国を仕切っていたのは、メロヴィング家でした。
創始者のクローヴィスが、メロヴィング家の出身だったからです。
カロリング家
やがて…
メロヴィング家の勢力は衰えてきます。
かわりにフランク王国を仕切るようになったのが、カロリング家です。
きっかけ
なぜカロリング家が仕切るようになったのか?
それは…
あるとき、カロリング家の人がいくさで大てがらを立てたんです。(トゥール・ポワティエ間の戦い)
それをきっかけに国内で「カロリング家、いいね~!」という空気が盛り上がりました。
こうして、カロリング家が王国を仕切るようになりました。
分裂
そのあと、なんだかんだあって…
フランク王国はフランス、ドイツ、イタリアの3つに分裂しましたとさ。
以上。
フランク王国についてでした。おしまい。