テレビ大好きです。20年前はテレビブロスを紙がへろへろになるまで読み返していました。そのなつかしいテレビブロスを、つい先日からまた買い始めています。あの頃と少し変わったところも、もちろんありますが、マニアックでどことなくシュールな空気は健在ですね。うれしい。
もうすぐお正月
お正月といえば、おせち料理。『林先生が驚く初耳学!』でおせち料理のことをやっていました。
おせち料理のルール
おせちの重箱には、何段目になにを入れるというルールがあるんだそうです。おとなの教養としてメモしておきます。
なぜ重箱に入れる?
おせち料理を重箱に入れる理由ですが、これは、めでたさを重ねるという意味が込められているそうです。重箱は5段が正式なスタイルだといいます。5つある段には、それぞれ入る料理のきまりがあります。
1段目はおつまみ
恥ずかしながら、おせちの1段目とは、重箱の一番上のことなのか、それとも一番下のことなのか、わかりませんでした。
1段目は、一番上のことなんですね。上から数えるんですね。
だって積み重なっているものを数えるとき、ふつう一番下を一段目というじゃありませんか。だから迷ったんです。(と言い訳)
1段目は「祝い肴」といわれるおつまみが中心だそうです。黒豆、かずのこ、田作りなど、おせちを代表する料理が入ります。1段目は、一の重と呼ぶそうです。
2段目は甘い料理
2段目とは、重箱の上から2つめですね。栗きんとんや厚焼き玉子など、甘い料理が入ります。むかし、甘いものが貴重だった頃のなごりですね。2段目は、二の重と呼ぶそうです。
3段目は海の幸
海の幸をあらわす魚料理が入ります。三の重です。
4段目は山の幸
3段目が海の幸なら、4段目は山の幸です。こちらは、与の重というそうです。「四」より「与」のほうが縁起が良さそうですね。
5段目は空っぽ
おせちの重箱の5段目、つまり一番下は、なんと空っぽなのが正式なんだそうです。
なぜ空っぽなのかというと、理由がふたつあって…
1.年神さまから頂いた福をつめられるように。
2.来年いっそう繁栄してこのスペースにたくさんお料理が詰められますように!という祈願のため。
だそうです。ちなみに、5段目のことは五の重というそうです。
むかしから伝わるものには、深い意味が込められているんですね。
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