織田信長の行動を記録した本があります。『信長公記』という本です。
読んでると、なかなか面白いです。
(『信長公記』の感想はこちら。)
信長公記にツッコむ
天正10年4月の織田信長の行動は、読んでて思わずツッコんでしまいました。
ざっと、こんな内容でした。
抜粋します。↓
4月11日 谷あいの休憩所で酒肴の接待をうける。柏坂の峠で酒肴の接待をうける。
4月12日 富士山を見ながら酒肴の接待をうける。夜は浅間神社でひとかたならぬ接待をうける。
4月13日 神原で酒肴の接待をうける。
4月14日 府中の入り口で酒肴の接待をうける。宇津ノ谷峠の登り口で酒肴の接待をうける。
4月15日 瀬戸川の河原で酒肴の接待をうける。さらに小夜ノ中山で酒肴の接待をうける。
4月16日 三カ野坂で酒肴の接待をうける。
4月17日 船の中で酒肴の接待をうける。さらに汐見坂で酒肴の接待をうける。
4月18日 五位で酒肴の接待をうける。
酒肴ばっかり!
ツッコんでくださいと言わんばかりの酒肴の数です(笑)
こんなに酒肴ばっかりつづくのは、『信長公記』の中でもこの1週間しかないと思います。
それもそのはずで…
たしかこの時期は、宿敵・武田家を滅ぼして一安心して、ちょっと浮かれ気分な頃です。
きっと夢見心地な日々だったでしょうね。このすぐあと、本能寺の変が起こるわけですが。
以上。『信長公記』を読んでいて思わずツッコんでしまったことでした~。おしまい。