あーりーです。アレクサンドロス大王のいろんな逸話を、のんびりと書いています。
(前回の話はこちらです。)
きょうは「ゴルディオンの結び目」のエピソードです。
ある日。
アレクサンドロス大王はゴルディオンという街をおとずれました。
そこには「ゴルディオンの結び目」と呼ばれる複雑な結び目がありました。
「この結び目を解いたものは、アジアの支配者になれる」
と言われていました。
今までたくさんの人が挑戦しました。
でも、成功した人は誰もいませんでした。
それほど複雑に絡みあった結び目でした。
アレクサンドロス大王は言いました。
「よし、ぼくが挑戦しよう」
彼には自信がありました。
そして…
バッサリ!
アレクサンドロス大王は剣で結び目をバッサリ切り裂きました。
「ねっ、解けたでしょ」
ほどけないなら、切ればいいという発想。
斬新。
みんなビックリしましたとさ。
以上。ゴルディオンの結び目のエピソードでした。
つづく。