戦国時代は、できる男が全国にひしめいていました。彼らの逸話集です。
各武将の有名な逸話を1~2個とりあげて書いています。
変化
これは戦国武将に限らずですけど、歴史上の人物の評価ってそのときどきで変わりますよね。
注目されたり、されなかったり。高く評価されたり、そうでもなかったり。
ここに書かれていることも、ある時点でのある見方での評価なので、きっとどんどん変わっていくものもあるんでしょうね。
誤算とか末路
けっこう活躍したとされる戦国武将の失敗談やみじめな晩年が注目を集めるのは、そこに意外性があるから。
という理由のほかに…
読者の心にひそむちょっとした暴力性のためなんじゃないかと思います。
「誤算」とか「末路」とか、そういうキーワードにビビッときて本を手に取る心の暴力性です。
読者が求めるから、そういう本が書店にならぶ。または自虐的な番組がウケる。需要と供給。健全ですね。