2月21日放送の『林先生が驚く初耳学』で興味深いはなしが紹介されていました。一脚のイスが、アメリカ大統領選を左右したというエピソードです。
ウェグナーの椅子
ケネディとニクソンが大統領選を争ったとき、ケネディが座っていたイスが、シンプルで当時としてはめちゃめちゃカッコよかったんだそうです。
それがデンマークの家具デザイナー、ハンス・ウェグナーの作品でした。
もともとケネディは戦争で腰を悪くしていたので、体に負担のかからないものという意味でそのイスを選んだようなんですが、テレビを通じて大統領選が行われるようになった時代には、見栄えも大事だったんですね。
ケネディのカッコいい姿が放送されたことで、ケネディが優勢になったそうです。(それだけじゃないとは思いますが。)
こうしてケネディは史上最年少でアメリカ大統領になりました。有名な演説もしてますし、アポロ計画も進めてますし、マリリン・モンローとも特別な仲だし、ケネディは何かと魅力のある人だったんですね。