あーりーです。アレクサンドロス大王(アレキサンダー大王)について、ゆるゆると書いています。
(前回の話はコチラです)
アレクサンドロスは遠征を計画しました。
巫女の占い
遠征がうまくいくかどうか、巫女に占ってもらことにしました。
でも、あいにくその日は「占いができない」と定められた日でした。
巫女は占いを断りました。
「まあまあ、そんなこと言わずに占ってよ」
「お願い。占って」
巫女は根負けして言いました。
「あなたは負けない人だ…」
それを聞いてアレクサンドロスは大喜びしました。
「そうか、ぼくは負けない人なんだ! これで戦いに勝てる!」
やりたいことにまっしぐら
巫女が「負けない人」って言ったのは、遠征の勝利を予言していたのか、それとも「根負けしない、しつこい人だなぁ」を意味していたのか。
今となってはわかりませんが、とにかくアレクサンドロスは粘り強い人だったんですね。
自分のやりたいことが決まったら、もうそれにまっしぐら。そのくらいのエネルギーがないと、あの帝国は築けないですよね。