2月7日放送の『ゲンキの時間』では、乾燥肌対策・うるおい肌の秘訣が紹介されていました。
群馬県は全国でもっとも乾燥している県
群馬県は日本全国でもっとも空気が乾燥している都道府県なんだそうです。からっ風とか吹きますもんね。
群馬県民のお肌は潤っている
それなのに、群馬県のみなさんはお肌がプルプル。群馬県には、乾燥に負けないプルプルお肌の秘訣があるんです。
その秘密はこんにゃくのセラミド
こんにゃくには皮膚を乾燥から守るセラミドが豊富に含まれています。セラミドとは、角質細胞の隙間を埋める脂質の一種で、お肌の水分を保つ役割をしています。さらに外の刺激からも肌を守ってくれています。お肌のバリアですね。
セラミド。よく耳にしますよね。
セラミドが不足すると乾燥肌に
セラミドが不足すると細胞の水分がなくなって、外からの刺激を受けやすくなり、乾燥肌になってしまいます。
セラミドが豊富な生芋こんにゃく
ふつうのこんにゃくではなく、生芋こんにゃくという食べ方がいいそうです。
群馬県民の方は生芋こんにゃくを食べているのでお肌がプルプルなんです。
市販のこんにゃくはセラミドがほぼ無い
セラミドが豊富なのはあくまでも「生芋」こんにゃくです。残念ながら市販のこんにゃくには、それほどたくさんのセラミドが含まれていないといいます。
なぜなら…
市販のこんにゃくは、つくる過程でデンプン質を取り除くのでセラミドが無くなってしまうのだそうです。
じゃあ群馬県民以外はどうしたらイイ?
生芋こんにゃくが手に入らない人はどうしたらいいのか?
2つの方法があります。
ひとつは、群馬県に移住する。
もうひとつは、ジャガイモの皮を食べる、です。
ジャガイモの皮を食べる
身近にあるセラミドが豊富な食べ物がジャガイモの皮です。
ジャガイモには、生芋こんにゃくにも負けないくらいのセラミドが含まれています。そのセラミドのほとんどが、皮の部分にあります。
でも、ジャガイモの皮ってふだん食べないですよね。『ゲンキの時間』では、ジャガイモの皮をつかった料理レシピを紹介していました。
ジャガイモの皮を使った料理レシピ
それが「皮付きジャガイモとサーモンの包み焼き」です。
材料はこちら。
- ジャガイモ(2個)
- 塩(小さじ半分)
- パルメザンチーズ(大さじ2)
- サーモン(80g)
- 塩コショウ(適量)
作り方
1.ジャガイモを皮つきのまま千切りします。水にはさらしません。これがポイントだそうです。
2.ジャガイモを塩・チーズをよく和えます。
3.フライパンに油をしきます。
4.半分の量のジャガイモをまんべんなく入れます。
5.その上に塩コショウをしたサーモンを並べます。
6.残りのジャガイモをサーモンの上にかけて、サンドします。
7.両面を弱火でこんがり焼きます。
できあがり。
はい、これが「皮付きジャガイモとサーモンの包み焼き」です。
感想
ジャガイモを水にさらさなかったので、ジャガイモのでんぷんが繋ぎの役割をして固まるんだそうです。いろんなことにちゃんと意味があるんですね。
あと、サーモンに含まれるDHAには、セラミドの合成を促進する働きがあるので、セラミド食材との相性がバツグンだといいます。料理は科学とよく言われますが、まさにそうですね。DHAはサーモン以外にも、いわゆる青魚に含まれているそうです。
皮つきのジャガイモ一日一個で、セラミドをいい感じに摂取できるみたいですよ。でもあれですね、皮つきで料理するってことは、皮の泥などをちゃんと落とさないといけないですね。皮を剥いて泥を取り除く作戦が使えなくなります。洗うの頑張らないと^^