これまでに織田信長に関する記事をいくつかアップしました。
⇒ものの感じ方で人生に追い風が吹く
⇒誰がなんと言ってもやる!という思いは人の心に響く
⇒のぼる山を決めること、その山を変えないこと
きょうは、豊臣秀吉のはなしをひとつ。ご存じのように、豊臣秀吉は天下をとる前は織田信長の部下でした。
彼が織田信長の部下で、羽柴秀吉と名乗っていた、1575年のこと。
ある戦いで、敵が一気に攻勢に転じて、押し寄せてきたことがありました。秀吉はそれを見て「天がくれた好機!」と言ったそうです。攻撃されて、ラッキー!と感じたのです。
ぼくだったら(ぼくと秀吉を比べるのも何なんですが…)、「うわっ。敵が攻めてきた! どうしよう!」と感じると思います。
秀吉は、ラッキー!と感じました。この戦いで秀吉は、たくさんの敵を討ち取って手柄を立てました。
攻撃されたことを、 プラスの出来事ととらえるか、 マイナスの出来事ととらえるかは自由です。秀吉は反射的に「ラッキー!」と感じる思考回路を持っていたんですね。
いろんなことを反射的にラッキー!と受け止められる思考回路(脳のクセ)を持っていると、きっと良いでしょうね。一つ一つのラッキー!は小さくても、その積み重ねは大きな違いになりそうです。
かといって、本当はラッキーと感じていないことを、むりやりラッキーと言い聞かせるのも、違う気がします。そんなことで脳はだませないんじゃないかと思うんです。
自分の脳をだますなら、無理のない範囲で少しずつ、脳が気付かない程度の歩幅で、だましていかなくちゃいけません。だますというと言葉が悪いですが、いい意味での自己暗示です。自分にあった歩幅の自己暗示で、ラッキーと感じる反射神経を研ぎ澄ましていけたらいいですね。