織田信長が戦国武将としてはまだホヤホヤのルーキーだったころの話です。
仲間内のある城主が、敵に寝返りました。
ほとんどの仲間たちは、見て見ぬふりをしました。
しかし信長は黙っていませんでした。
戦いには負けたけど
信長はわずかな兵を率いて、裏切り者に戦いをいどみました。
裏切り者は、信長の2倍近い兵力をもっています。
それでも信長は戦いをいどみました。
結果は、信長の負けでした。負けはしましたが…
この際、勝ち負けは問題ではありませんでした。
信長のスゴイところは、行動を起こしたことです。
存在感が大きくなった
だれも味方してくれなくても行動を起こしました。
どんなに勝ち目がなくても行動を起こしました。
だれが何と言ってもやる、という強い意志がありました。
この戦い、負けはしましたが、信長の存在感は格段に大きくなりました。
負けてなお、大きくなる不思議。誰が何と言ってもやる!という思いは、人の心に響くんですね。