キグナス氷河とミロの戦いにまつわる謎

聖闘士星矢。

小学生の頃、よく見ていました。

個人的に一番好きだったのが、十二宮の戦いです。

ぼくらの好きな十二宮の戦い

聖域(サンクチュアリ)には、十二星座にちなんだ宮があります。

白羊宮、金牛宮、双児宮、巨蟹宮、獅子宮、処女宮、天秤宮、天蠍宮、人馬宮、磨羯宮、宝瓶宮、双魚宮。

それが十二宮です。

 

十二宮の戦いとは、5人の青銅聖闘士(ペガサス星矢、アンドロメダ瞬、ドラゴン紫龍、キグナス氷河、フェニックス一輝)たちが、女神を救うために、難攻不落といわれる十二宮をつぎつぎと突破していく物語です。

氷河vsミロの謎

十二宮の8番目は、天蠍宮です。

キグナス氷河と蠍座(スコーピオン)のミロの戦いが行われました。

この戦いには大きな謎があります。

凍らないはずの黄金聖衣が凍る

謎というのは、蠍座(スコーピオン)のミロの聖衣(クロス)のことです。

この戦いで、ミロの聖衣は凍ります。しかも2度も。

 

それの何が謎かというと…

まんがの設定上、黄金聖衣は凍らないことになっているんです。

 

正確にいうと、絶対零度(-273.15℃)にならないと凍らないんです。

でも、絶対零度の凍気など、氷河の師匠である水瓶座(アクエリアス)のカミュでさえ、作りだすことはできません。

つまり、だれにも凍らせることができないんです。

 

カミュ自身、べつのシーンで、

絶対零度こそが究極の凍気なのだ! だが、そこまでの凍気をつくりだすことなど、このカミュにとっても不可能なこと……

『聖闘士星矢』

と言っています。

1度目の凍結

ミロの黄金聖衣は、氷河との戦いで2度凍ります。

1度目は、ミロが15発目のスカーレットニードルを打とうするとき。それまでに氷河が何度も繰り出していたダイヤモンドダストによって、ミロの足は黄金聖衣ごと床に凍りついてしまいます。

 

ミロは、

なんだこれは!? 両足が床にこおりついている!!

と驚きます。

2度目の凍結

2度目は、戦いが終わって、氷河が力尽きて倒れたときのことです。

勝利したミロの黄金聖衣は、氷河との戦いのすさまじさのせいで凍っていました。

 

ミロは、

さすがの黄金聖衣もダイヤモンドダストの凍気によってこおりついている

と、またしても黄金聖衣が凍ったことを認めています。

氷河はいつ絶対零度に目覚めたのか

黄金聖衣を凍らせるには、絶対零度の凍気が必要です。

じつは、のちに氷河は絶対零度の凍気を身に付けます。

でもそれは、ミロとの戦いよりも、だいぶ後のことです。

 

従来、氷河が絶対零度の凍気に目覚めたのは、11番目の宮だと言われていました。

宝瓶宮で師匠のカミュとの戦ったときです。

 

でも、上で見てきたように、すでに8番目の宮でミロと戦ったときに、絶対零度に目覚めていたという見方ができますね。

真相は…

真相は、どちらでも良いと思っています。なつかしい聖闘士星矢の話がこうしてできれば、それで幸せなんです。

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