1月9日(土)放送の『世界一受けたい授業』では、日本史の怖いエピソードがいくつか紹介されていました。その中で興味深かったのが…
徳川将軍のひとりが女性だったという説です。
これが「怖い」のかどうかはさておき、興味深くはありますよね。
女性だとウワサされる理由
女性だったのでは?とウワサされているのは、徳川幕府9代将軍・徳川家重です。
徳川家重は18世紀のなかば、1745年から1760年にかけて将軍をつとめた人物です。
女性だとウワサされるその理由が…
埋葬の姿勢が女性っぽいというもの。
正座で埋葬されたただ一人の将軍
当時、将軍が埋葬されるときは、あぐらの姿勢がふつうだったそうです。
ところが家重は正座で埋葬されていました。
正座は女性が埋葬されるときの姿勢だといいます。
歴代将軍の中で、正座で埋葬されたのは、家重ただ一人です。
不自然ですね。
そのせいで、家重は女性だったのでは?というウワサがささやかれるようになったんですね。
骨格が女性だった?!
家重のことばを直接聞いた者は少なかったので女性の声でも気づかれなかったとか、骨格が女性のような形だった、という話もあるようです。
よく、上杉謙信がじつは女性だったという都市伝説があったり、沖田総司を女性として描くエンターテイメントがあったりしますが、女性説の波は徳川将軍にも及んでいたんですね。
そのほか聖徳太子、天草四朗、柿本人麻呂にも女性説があるとか、ないとか、あるとか。歴史には、いろいろな話がありますね。