「敵に塩をおくる」という言葉があります。敵対している相手に、救いの手をさしのべるという意味です。
この故事がうまれたのが1月11日です。
塩がない!
戦国時代、武田信玄は塩がなくて困っていました。
隣国の今川や北条が経済封鎖をして、武田家に塩を送らないようにしたからです。
上杉謙信は、ふだんは武田信玄とはげしく争っていましたが、この経済封鎖には参加しませんでした。
そのおかげで、武田家は上杉家のルートから塩を仕入れることができました。
1月11日に塩が届いた
塩が武田家にとどいたのが、1568年(永禄11年)の1月11日でした。(新暦では1月27日になるそうです)
しあわせなのは自分
1月11日は、「敵に塩をおくる」日です。塩をおくらないまでも、ちょっとだけ優しい気持ちになってみるのもイイかもですね。優しい気持ちになって一番しあわせなのは、自分自身ですから。