1月10日は「賽(さい)は投げられた」という言葉が生まれた日です。賽(さい)とはサイコロのこと。
賽(さい)は投げられた
意味は…
サイコロはすでに振られた、もうあとには戻れない、こうなったらやるしかない!
です。
カエサルのことば
「賽(さい)は投げられた」は、ローマの将軍ユリウス・カエサル(ジュリアス・シーザー)が、ルビコン川を渡るときに言ったことばです。
ルビコン川は、特別な川でした。
この川は、武装したまま渡ることが禁じられていました。本来なら武装を解除して渡るべきです。でも当時の状況では、カエサルが武装を解除して川を渡れば、政敵たちに討たれる可能性がありました。
カエサルは武装したまま川を渡り、決戦する道を選びました。紀元前49年のことです。カエサルはみごとに勝利しました。
ちなみに英語で The die is cast. というそうです。
決断の日
1月10日は、「賽(さい)は投げられた」という言葉が生まれた日です。退路を断って決断するのにふさわしい日ですね。なんとなく縁起がいいかも。