歯医者さんでマウスピースを作った体験記

歯医者さんでマウスピースを作ることになりました。マウスピースとは、ボクサーが口にはめているあれです。歯を守るためのものです。

マウスピースを検討されている皆さんへ

ぼくと同じように、歯医者さんでマウスピースをつくることを検討していて、「いったいどんなことをされるんだろう…」と思っている方のお役にたてると嬉しいです。

マウスピースを作る理由

1週間くらい前から右上の歯が痛くなりました。ふだんは何でもないんですが、噛んで上と下の歯が触れると、ピキーンと痛いんです。

歯医者さんで診てもらいました。虫歯ではありませんでした。噛み合わせが悪い上に、無意識につよく噛むので、歯の生え方がゆがんでいるようでした。

以前も同じようなことがありました。しばらくして治りましたが、今回また再発しました。こういうことが繰り返されるのも良くないので、マウスピースを作ろうという話になりました。

マウスピースの作り方

歯医者さんで歯の型をとります。その日はそれで帰ります。次回行ったときにマウスピースが完成しています。

下の歯の型をとる

まず下の歯にやわらかい粘土のようなものをあてて、型をとりました。このとき、舌が粘土のようなものに埋もれてしまうので、歯科衛生士さんが舌を上げるように教えてくれました。粘土のようなものがズレないように、歯科衛生士さんがぼくの口の中に指を入れて固定してくれました。

しばらくじっとしていました。

どのくらいの時間だったでしょう。体感的には少し長く感じましたが、じつは1分くらいだったのかも知れません。

粘土のようなものは固まっていました。それをカポッとはずしてもらって、口をゆすぎました。

かみ合わせの型をとる

つぎは、上下の歯をかみ合わせたときの型をとりました。やわらかいものを口に入れて、上下から噛みました。歯科衛生士さんはそれのことを何と言っていたかなぁ…。たしか、ワックスとか、何かそんなような呼び方をしていました。

このときは、歯科衛生士さんが指で固定するまでもなく、ぼくが自力で上下の歯で固定しました。噛んだまま、しばらくそのままで待ちます。

はい、終了です。くちをすすぎます。

上の歯の型をとる

最後は上の歯です。粘土のようなものをはめる前に、歯科衛生士さんがヌルヌルしたものを上の奥歯のほうに塗ってくれました。素人のぼくの想像では、あとで型をはがしやすくするための潤滑剤のようなものじゃないかと思います。(←まったくの想像です)

粘土のようなものを上の歯にあてました。このときも、ズレないように歯科衛生士さんが指で押さえてくれていました。

歯科衛生士さんが「のどがつらかったら、下を向くとラクですよ」と教えてくれました。のどはつらくなかったので、そのままの姿勢(やや上向き)でいました。

のどはつらくないんですが、だんだんと唾液を飲みこみたい衝動を抑えるのが大変になってきました。下の歯の型をとったときは、そんなことはなかったのに。今回は唾液を飲みこみたくなりました。でも、飲みこむと口の中がいろいろ動いてしまって、粘土のようなものがあっちにぶつかったり、こっちにあたったりして、正しく型が取れなくなるんじゃないか…と勝手に判断して、飲みこむのは我慢しました。「つばを飲み込んでもいいですか?」と歯科衛生士さんに聞こうにも、口がこういう状態なので聞けません。唾液のことを忘れるために、気持ちを無にしました。無の境地です。

「はい、いいですよ」

終了です。口をすすぎました。

これで型をとるのは終了です。あとは、次回来たときにマウスピースができているというわけです。

マウスピースを作るのは、はじめてです。どんなものなんでしょうね。楽しみです。これで歯が守れるといいなぁ。⇒つづきはこちら

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