人生は短い くだらないことで争っている場合じゃない(菜根譚)

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あーりーです。

中国の古典『菜根譚』のゆる~い現代語訳を書いています。

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菜根譚には「前集」と「後集」があります。

今回は「後集」の011から015です。

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後集011 五胡の景色

一つのものごとから趣(おもむき)を感じることができれば、雄大な五胡の景色をすべて心の中に取り入れたのと同じことです。

いま目の前にあるチャンスを見破ることができれば、千年むかしの英雄たちをこの手に束ねているのと同じことです。

後集012 名声や権力は、泡や影のように消える

山河や大地も、宇宙の壮大さに比べたら、ごく小さなものです。

山河や大地よりもさらに小さい人間は、なおさらです。

人間の肉体は、やがて泡や影のように消えてしまいます。

実体のある肉体でさえ消えてしまうんですから、実体のない名声や権力のはかなさは、言うまでもありません。

すぐれた智恵があれば、こうしたことも理解できますね。

後集013 人生は短い くだらないことで争っている場合じゃない

人生の長さは、宇宙の壮大さに比べたら、火花が散る一瞬のように短いものです。

その一瞬の人生で、人は小さなことを争っています。

そんなことで騒ぐほど長い人生でもないのに。

そして人は…

カタツムリの角のように狭い世界で、どちらが上だの下だのと論じています。

そんなことで騒ぐほど広い世界でもないのに。

後集014 はきちがえて極端にならない

簡素なのは良いことです。

だからといって…

明かりが消えかかり、服が破れて寒そうなのは、あまりにもひどい。

これは、うわべだけの簡素さを弄んでいるに過ぎません。

すべては無であるという考え方は一理あります。

だからといって…

体は枯れ木のようで、心は灰のような生き方は、あまりにもひどい。

これは、かたくなに無にこだわっているに過ぎません。

後集015 やめるときは、すぐにやめる

すぐにやめれば、すぐに解決することがあります。

すぐにやめないで、やめるタイミングをあれこれ考えてしまうと、うまくいきません。

「結婚や人生の大事な行事が終わってから」と考えたりもしますが、忙しい出来事がどんどん出てきます。

「いっそ出家したら、いろんな問題が解決するかも…」と思っても、出家したからといって何の解決にもなりません。

昔の人は言いました。

「すぐにやめようと思えば、やめられる。やめるタイミングをはかっていたら、いつまでもやめられない」

その通りですね。

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