やるべきことを淡々とやると気持ちが救われる

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あーりーです。

前回は吉川英治さんの歴史小説『新書太閤記』第4巻の感想を書きました。

今回は第6巻をふりかえってみます。

新書太閤記(六) (吉川英治歴史時代文庫)
新書太閤記(六) (吉川英治歴史時代文庫)

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秀吉の前に強敵が

天下統一のための戦いをつづける織田信長。

その家臣である秀吉は、中国方面司令官として信長の天下統一事業を支えています。

秀吉はこれまで連戦連勝の快進撃を重ねてきましたが、ここにきて強敵にてこずることになります。

中国地方の覇者・毛利一族です。

秀吉が一城を奪えば、毛利一族がまたそれを奪い返し、中国戦線がこう着状態に陥ります。

竹中半兵衛の最期

さて。

6巻で印象的だったのは…

なんといっても、秀吉を支えた軍師・竹中半兵衛の最期です。

とても感動的なシーンです。

半兵衛はこのシーンで、秀吉に心のこもったじ~んとくる言葉をいろいろ言うんです。

そのセリフを全部ここに書きだすのもヤボなので、しません。

機会があれば、ぜひ吉川英治さんがつくる物語の雰囲気の中で、あじわってみていただければと思います。

が、

ひとつだけ。

心に残ったセリフのうち、ひとつだけ引用したいと思います。

竹中半兵衛のことば

半兵衛は秀吉に言います。

あなた様は、お草履取であるときは、お草履取の職分に万念をつくし、また、一士分の身であるときは一士分の職分に全能をつくし、決して、徒らに上ばかり見て足を浮かしているような妄想家ではおわさなかった。

半兵衛が語るたくさんの言葉の中で、とくにこの言葉が印象に残っています。

よほど気に入ったのか、ふせんも貼ってありました。

目の前の仕事に無心になる

この半兵衛の言葉。

目の前の仕事に専念することの大切さを思い出させてくれる言葉ですね。

仕事に取り組む姿勢としてすばらしい、というだけじゃなく、精神衛生上も良いと思うんです。

無心になることで気持ちが救われる

あれこれ考えると、きりがありません。

不安なこと、気になること、自分を責めたくなること、他人を責めてしまいたくなること、いろいろあると思います。

そういうことをいちいち気にしていたら、身が持たない。

そんなときは、ただやるべきことをやる。

淡々とやる。

目の前の仕事に無心に打ち込む。

それで気持ちが救われることがあります。

半兵衛の言葉は、仕事に取り組む姿勢をあらわしたものとしても素晴らしいのはもちろんなんですが、ぼくにとってはそれ以上に、精神のやすらぎなんです。

目の前の仕事に無心になることで得られる、やすらぎ。

それを半兵衛の言葉が教えてくれたんです。

新書太閤記(六) (吉川英治歴史時代文庫)

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