銀河英雄伝説のうまい文章を味わう 第1回

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小説『銀河英雄伝説』をひさしぶりに、ひさしぶりに、読み返してみました。

『銀河英雄伝説』の楽しみ方はいろいろあります。

壮大なストーリーを楽しんだり、個性豊かな登場人物を楽しんだり。

そして…

小説ならではの楽しみ方として、うまい文章を楽しむ、っていうのもあります。

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うまい文章を楽しむ

『銀河英雄伝説』は、うまい文章の宝庫です。

名言、比喩、擬人化、ウィット、皮肉。その他にも、なんとなくうまいこと言うな~っていう文章がいっぱいあって、ぼくはそういうところがすごく好きなんです。

美しい言い回しもあれば、ほのかに毒気のある表現もあって、いろんな味の文書が楽しめます。

敵が強くて苦労した

たとえば…

『銀河英雄伝説』第1巻、黎明編。

銀河英雄伝説 1 黎明編 (創元SF文庫)

序章に、ある提督が出てきます。

提督とは、軍隊を指揮するえらい人ですね。

提督は「敵がとても強くて、苦労したー」という意味のことを言います。

でも『銀河英雄伝説』では、「敵がとても強くて、苦労したー」なんてありきたりな表現はしません。

提督は、こんなふうに言います。

「私は前面の有能な敵、後背の無能な味方、この両者と同時に闘わなくてはならなかった」

なんか、なんとなく、うまいですよね。(←感想があたま悪そう)

さらにイイのが、そのつづき。

提督は、言います。

「しかも私自身ですら全面的には当てにならなかった」

って。

自虐でネタで落とします。

敵に翻弄されている姿が想像できます。

と、こんなふうに…

『銀河英雄伝説』には、なんとなくうまいこと言うな~っていう表現がいっぱいあります。

そういうの、すごく好きなんです。

第2回へつづく

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あーりーと申します。アクセスありがとうございます。布団でぬくぬくしながら本を読んだりスマホでテレビを見たり、のんびり過ごすのが好きです。

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