「マンガ 老荘の思想」 自分で自分にOKを出す

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老荘思想がマンガで読めます。視野が広がる感覚が気持ちイイです。

マンガ 老荘の思想 (講談社+α文庫)

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土地神の木

おもしろい逸話がいっぱい載ってます。

たとえば「土地神の木」という話。

あるところに、雲にとどくほど高く成長した木がありました。

この木がこんなに成長できたのは、なんの役にも立たなかったからです。

役に立つ木は人間に斬り倒されて、船や桶にされてしまいます。

木にとって、役に立つことは命取りになります。

役に立たないからこそ、高く成長できたんです。

という話。

上の逸話を読んで、こんな感想をもちました。↓

ぼくらは、だれかの役に立とうとして、がんばります。

それは言いかえると、だれかに認められたくてがんばる、っていうことです。

それはそれで良いことなんですけど、自分の本心とのズレが大きいと、長年の間に心にとって大きな傷になります。

だれかの役に立とうとすることだけを心の拠り所にしていると、身を削ることになるんです。

役に立つ木が、文字どおり身を削って滅びて行ったように。

亡羊の嘆

あと…

「亡羊の嘆」という話もおもしろいです。

Aさんは、草の上で本を読んでいるうちに、自分の羊に逃げられてしまいました。

Bさんはバクチをしているうちに、羊に逃げられてしまいました。

ふたりとも、やっていたことは違いますが、羊をなくしたのは同じです。

という話。

この話は何かというと…

立派な人だの、ダメな人だの、格付けしたところで意味はない。

という逸話です。

上のはなしにつづいて、こんな補足(?)が載っています。

知識人は名誉のために生命をなくす。小人は利のために生命をなくす。大臣は国を保つために生命をなくし、聖人は天下を保つために生命をなくす…。理由は違っていても生命をなくすことに変わりはない。

そういえば『徒然草』の第97段にもちょっと似たようなことが書かれていました。

それはさておき。

この逸話には、意味をとらえたと思ってもスルッと手の中から逃げていくような不思議さがあります。読むたびにちがうことを感じる。

今、思うのは…

ぼくは自分で自分にOKを出せる人間になりたいと思ってきました。

最近、それが少しずつできるようになってきました。

自分にOKが出せてるときって、「OKを出そう」っていう気持ちを忘れてるときなんです。

目の前をただ味わってる。そんなときが一番、OKに近い状態なんです。

自分にOKを出そうっていう気持ちを忘れてるときが、一番自分にOKを出せてるとき

そんなふうに思います。

マンガ 老荘の思想 (講談社+α文庫)

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あーりーと申します。アクセスありがとうございます。布団でぬくぬくしながら本を読んだりスマホでテレビを見たり、のんびり過ごすのが好きです。

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