あーりーです。アレクサンドロス大王のことを、ゆるゆる書いていきます。
昔むかし。
アレクサンドロスはマケドニアの王子として生まれました。
やり手のお父さん
お父さんがけっこうなやり手で、都市を征服したり、戦闘に勝利したりと、なんだかんだ活躍していました。
「これで自分の受け継ぐ領土が増える。むふふ」
とは、アレクサンドロスは考えませんでした。
「お父さん、あまり活躍しないで…」
これがアレクサンドロスの本音でした。
自分で勝ち取りたい
アレクサンドロスが仲間にもらしたこんな言葉が伝わっています。
「なあ、みんな。父上があんなに大活躍すると、ぼくが将来みんなとやろうと思ってる偉業は、なくなっちゃうかもね」
アレクサンドロスは、父から受け継ぐもの多くなればなるほど、自分で勝ち取るぶんが減ってしまうと嘆きました。