豊臣秀吉のゆるい伝記 第37話 秀吉不在

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秀吉は柴田勝家との戦いを放り出して基地をはなれた。

彼はグルメリポーターに転職するためにO市のテレビ局をたずねた。

秀吉「グルメリポーターになりたいんですけど…」

テレビ局の人「いきなり言われてもねぇ」

秀吉「がんばりますから」

テレビ局の人「経験はあるの?」

秀吉「ありません」

テレビ局の人「今まではどんな仕事してたのさ」

秀吉「仲間をたくさん率いて戦って、相手をボッコボコにする仕事してました」

テレビ局の人「不良じゃん!」

秀吉「いえ、不良じゃないんですけど」

テレビ局の人「不良だよ」

秀吉「無理っすかね、グルメリポーター?」

テレビ局の人「無理ってことはないけど、得意分野あるの?」

秀吉「得意分野って?」

テレビ局の人「フランス料理ならまかしとけとか、中華にはうるさいとか、ラーメン通だとか」

秀吉「ないですね」

テレビ局の人「ないのかい。厳しいなぁ」

秀吉「一応、オールマイティってことで」

テレビ局の人「なんでもそうだけどさ、人ってなにか得意分野があったほうがいいんだよね」

秀吉「じゃ、今から作ります、得意分野」

テレビ局の人「いろいろ食べ歩いて勉強しなきゃならないよ」

秀吉「あー。めんどくさそうですね」

テレビ局の人「もう揺らいでるじゃん、決意」

秀吉「なんか楽な方法ないですかね。時間かけないでサクッと食べ歩ける効率的な方法」

テレビ局の人「そんなの、ないよ」

秀吉「(゚∀゚)あ。ありますよ。ひとつ思いつきました」

そのころ。

柴田勝家は…

柴田「え。マジ?」

部下「はい」

柴田「秀吉が基地を放り出してどっかに行っちゃったってかい?」

部下「うわさではO市に行ったようです」

柴田「なにしに?」

部下「さぁ、そこまでは」

柴田「まあとにかく、総大将の秀吉がいないとなればこっちのもんだ。敵の基地を一気に攻めつぶせ!」

部下「はい!」

西暦1583年4月20日。

秀吉の不在をついて柴田勝家の軍が動きだした。

戦闘の末、秀吉の基地の一部(中川清秀の陣)が壊滅した。

兵士「秀吉さ~ん。戻ってきて~(涙)」

しかし、秀吉は遠いO市にいる。

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