真田幸村のゆるい伝記 第25話 大坂城に入る

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ここはサル2世のいる大坂城。

とつぜん幸村があらわれた。

幸村「サル2世さん♪」

サル2世「幸村さん!」

幸村「山から脱出して来ちゃった」

サル2世「どうしてそんな危険なこと」

幸村「家康と戦うんでしょ?」

サル2世「はい」

幸村「手を貸すよ」

サル2世「でも…」

幸村「おれだけじゃない。友人くんも」

友人「どうも。友人です」

幸村「兵士くんも」

兵士「どうも。兵士です」

幸村「そしてここに来る途中で合流したたくさんの人たちも」

たくさんの人たち「どうも。たくさんの人たちです」

幸村「みんなサル2世さんの味方」

サル2世 o(T^T)o おぉ

幸村「一緒に家康を追い払おう」

サル2世「ありがとう」

そのころ…

家康は大軍団を編成して大坂に向かっていた。

家康「いや~。うちら大軍だね」

部下「20万人くらいいますよ」

家康「こりゃ圧勝だわ」

部下「ただ、ひとつ気になる情報が」

家康「なに」

部下「幸村が大坂方についたようです」

家康「ああ、真田の息子」

部下「いつのまにか高野山を脱出したみたいで」

家康「幸村って強いの?」

部下碓氷峠上田での活躍は、いまや伝説ですから」

家康「う~ん」

部下「よく作戦を練ってかからないと…」

家康「よし、買収しよう」

部下「へ?」

家康「好条件を提示して、こっちに寝返ってもらうんだ」

部下「お~」

家康「丸め込んでしまえば、処断するも飼い殺すも自由だ」

部下「あ、悪いっすねー」

家康「へへへ。じゃ、さっそく電話しよう」

家康は幸村に電話した。

家康「もしもし幸村さん?」

幸村「はい」

家康「敵の家康です」

幸村「な、なんですか」

家康「ここだけの話、寝返りませんか?」

幸村「ここだけじゃ済まないでしょ(汗)」

家康「新車、あげますよ」

幸村「いりません」

家康「豪邸もあげますよ」

幸村「いりません」

家康「じゃあ、町をひとつあげます」

幸村「いりません」

家康「うむむ。じゃあ長野県を丸ごとあげます」

幸村「家康さん」

家康「はい」

幸村「ホントに変化球が好きな方ですね」

家康「は?」

幸村「戦場で会いましょう」

ガチャ。電話は切れた。

1614年、家康は信濃一国(長野県)を与えて幸村を買収しようとしたが、あっさりと断られた。

1614年12月12日。大坂城。

サル2世「それで幸村さん、必勝の策って?」

幸村「もうすぐ徳川軍が天王寺に着陣するよね」

サル2世「はい」

幸村「着陣してから各部隊の配置までに、わずかな隙ができる」

サル2世「おぉ」

幸村「そこを突く」

サル2世「でも、うまくいくかな」

幸村「必ず成功する。なぜなら…」

サル2世「?」

幸村「雨が降る」

サル2世「雨?」

幸村「うん。激しい雨が、敵の目と耳を封じてくれる」

サル2世「雨って、どうしてわかるんですか?」

幸村「山にいた頃、空ばっかり見て過ごしたからね」

サル2世「へぇ~。すごいですね♪」

慎重派「ちょっと待ったー!」

幸村「あぁ、これは慎重派さん」

慎重派「その作戦は却下です」

幸村「え、どうして…」

慎重派「討って出るなんて、危ないです」

幸村「いくさですから…」

慎重派「雨が降らなかったらどうするんですか」

幸村「いや、降りますって…」

慎重派「そんなの当てになりません」

幸村「でも、あの大軍に勝つにはこの作戦しか…」

慎重派「ここは篭城すべきです」

幸村「援軍のあてのない篭城は、いつか破綻しますよ」

慎重派「ウキーッ!」

幸村「(((゚∀゚;)))ウキ?」

慎重派「新参者のクセにうるさ~い」

幸村「そんなこと言われても…」

慎重派「この大坂城では我々が先輩です。従ってもらいましょう」

幸村「……」

幸村の作戦は、慎重派(大野修理)の反対にあい、退けられた。

この瞬間、大坂方の敗北は決まったといっていい。

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